カキオトシ瓢箪文絵がわり杯
滋賀県大津市在住の陶芸家・矢島操さんのカキオトシ瓢箪文絵がわり杯です。
白い土の上に黒い化粧土を施した後、道具を使って黒い土を削りとる事で模様を生み出していく掻き落とし(カキオトシ)は矢島さんの作品の代表的な手法の一つ。
矢島さんは、下絵なしで削り取っていかれるというから驚きです。
こちらの杯は、全面に瓢箪(ひょうたん)が描かれていています。
瓢箪は矢島さんが良く描かれるモチーフの一つで、形の面白さと縁起物として開運招福の意味もあります。
Aは舟に乗り水辺へ漕ぎ出すウサギとお山が、Bは2頭の馬(瓢箪から駒)が描かれてます。
杯の中で広がる物語を愛でながら、お酒やお茶をお楽しみいただければと思います。
絵柄違いで、35カキオトシ杯、40カキオトシ花文絵がわり杯があります。
サイズ:A φ7.3 x h4cm BA φ7.3 x h3.8cm
作品番号:41